日本车节能性好是因为牺牲了安全-？----------中国人的看法

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発言内容を見てみると、中国の消費者が日本車に対して抱いているイメージは、「燃費」（44．1％）、「安全性」（31．3％）、「コストパフォーマンス」（25．1％）となった。アンケートによる選択式ではなく、自由な発言を促した上での集計結果であるために、一面ではより深層心理に近づいた数値とも言える。

日本車に対する中国消費者の本音　2012年7月　第3回

　なぜ、日本車は中国において人気がないのか。サーチナ総合研究所（上海サーチナ）では、保有しているモニターに対して、「日本車について、良い点でも悪い点でも何でも自由に発言してください」と、掲示板書き込み式の調査を行った。調査時期は2012年7月、有効回答数は1591人。

　発言内容を見てみると、中国の消費者が日本車に対して抱いているイメージは、「燃費」（44．1％）、「安全性」（31．3％）、「コストパフォーマンス」（25．1％）となった。アンケートによる選択式ではなく、自由な発言を促した上での集計結果であるために、一面ではより深層心理に近づいた数値とも言える。

　ただし、以上はあくまでもその項目に触れている発言の集計であって、その良し悪しを集計したものではない。今回、それぞれの項目の発言の中で、さらに良し悪しについて集計したものを紹介する。グラフがその集計結果だ。

　これを見ると一目瞭然で、「燃費」に対しては「良い」が圧倒的に多いのに対して、「安全性」に対しては「悪い」が圧倒的に多くなっており、発言内容をよく見ていくと、実は「燃費」と「安全性」には強い相関関係があることが分かる。

「日本車は基本的に好き。最大の特徴は燃費のよさ。コストパフォーマンスも良い。ただし、車体の材質において、鉄板の量が欧米車と比べて少ない。車体が軽いから、ガソリンも節約される。安全性には若干不安だ」（北京市、29歳男性）

「日本車は細かいところの作りがすばらしい。しかし、車体の鉄板が薄い。そのため車体が軽く、燃費が良くなるのだろうけど、少し不安」（浙江省、39歳男性）

「日本車の優位性は価格の安さや燃費の良さにある。欠点としては、それらの逆で、車体に用いられている材料や安全性に対する配慮が足りないような気がする。総じて、日本車はリーズナブルだけど、安全性には不安があると感じる」（安徽省、21歳男性）

　つまり、多くの中国消費者は車体を極度に軽量しているから「燃費」が良いのではあるが、その反面、車体の強度には不安があり、「安全性」に問題がある、と考えている人が多数を占めていることがわかる。

　通常、日本車の「安全性」は世界最高水準とされている。車体を出来うる限りスリム化している、したがって車体の軽量化につながっていることは事実だが、だからといって「安全性」が劣っているわけではなく、むしろ重大事故においても「死亡者が出ずらい」構造になっている。

　新技術（鋼板の圧縮技術や、事故による強い衝撃も乗員に伝わらないようにする技術など）に裏づけされた、軽量かつ安全な車というのが、世界的な日本車の客観的な評価だ。日本車が良く売れている欧米圏では、事故に遭ったオーナーが「日本車だから命が助かった」という声も多くあるという。

　では、なぜ中国ではそのように評価されないのか。「燃費」は良いが、「安全性」は（燃費が良いために、車体が軽すぎ“頑丈じゃないから”）むしろ劣っていると評価されているのか。次回はこの点について実例を交えて触れていく。（編集担当：鈴木義純）